DVDの画質が汚い【3つの理由】購入前の傾向と対策も
「DVDの画質が汚い」と嘆く声が作品のレビューでは多く見られる。
そこで過去映像制作の仕事もしている筆者の目線で「DVD画質汚い問題」について分かりやすく解説する。
[say name="よい蔵" img="https://yoiyo.fun/wp-content/uploads/2019/09/ronpo-hohoemi.png"]結論。映像の販売方法の中でDVDが1番画質汚いよ[/say]
[list class="li-yubi li-mainbdr main-c-before"]
- DVDの解像度は基本的に映像がきたない
- 屋外ロケはノイズが入りやすい
- 画面と映像、両方の能力が必要
- DVDは画質じゃなく思い入れ
[/list]
DVDの画質が【汚いのは当然】
映画、ドラマ、バラエティなんでも一緒だが
DVDは元から汚い。と言うよりは、テレビの自体画質がDVDが出てきた頃より遥かに上がったので、テレビが綺麗になったというのが正しい。
映像の美しさを画質(正しくは解像度)では、一番DVDが汚ったないのが解る。
[su_table]
DVD(すべての) | 720 |
YouTube(だいたいの) | 1080 |
テレビ(だいたいの) | 1080 |
ブルーレイ(すべての) | 1080 |
[/su_table]
本来YouTubeは【DVDより綺麗】
先ほどの数字から解るように、理屈上テレビ番組はDVDよりもきれいな画質でアップすることが出来る。
筆者はYouTubeに素人がアップした動画をみない。倫理というより、動画が汚ったねぇから見る気が起きない。
素人がアップした番組の動画が汚なかったり、小さかったりするのは編集スキルが低いのと、違法動画の検出を免れるため。
[say name="よい蔵" img="https://yoiyo.fun/wp-content/uploads/2019/09/ronpo-hohoemi.png"]番組制作者が発信したクオリティ、音質、画質で視聴するのは我々の創作者への礼儀だよね。[/say]
[say name="伊代" img="https://yoiyo.fun/wp-content/uploads/2019/07/yoiyo-yasashii.png"]説教くせぇ。遠まわしに知識ひけらかすタイプかよ。[/say]
画面にも画質が存在する
画質というか解像度の例えだが、映像の美しさと、画面の美しさがマッチしていないと、本来の映像より、更に汚くなる。
つまり画質が1080の画面で、画質720のDVDを見ると、360ぶん汚くなる。汚くなる。
レビューで「画質汚ぁ~」と言っている人の多くはこれ
4Kテレビは画質が4000もある画面なので、DVDを見ようが、ブルーレイを見ようが、本当の画質4000の映像にはならない。
4Kのテレビに搭載されているアップコンバートという機能は「映像君。君の画質が1080しかなくても私の力で4000ぽい映像にしちゃうぜ?ワイルドだろぉ」という機能。
本当の4Kを見るには、「画質4000のカメラ」で「画質4000の映像を撮影」して「画質4000のテレビで見る」必要がある。
テレビ番組の低予算ロケは【暗闇に弱い】
画質の悪さが顕著に出るのは「屋外ロケ」
スタジオもののDVD作品の画質は比較的安定する。逆に撮影班に照明さんの人数をそこまでさけない場合、夜の屋外映像は最高にノイズが走る。
テレビ番組のロケのカメラは(手持ちのやつ)だいたい40万円くらい。そのカメラでも夜間は照明さんに人数をさいて人口的な光をたかないとかなり汚なくなる。
ISOというカメラが自力で映像を明るくする力が弱い。
「DVDでも綺麗なものと、汚いものがあるなぁ」と悩む人で画質にこだわる人は、夜間帯まで外でロケをする内容があるDVDに注意が必要。
DVDには【圧倒的に価値がある】
筆者は作品が本来もっている画質がYouTubeで汚くなるのは許せないが、特別にきれいな映像を望んではいない。
昔「ジャケ買い」という言葉があったように、パッケージがあって、デザインがあって、そこにDVDとして存在する事がコレクターの心を満たすのだ。
それはダウンロードしたファイルの末尾についた.mp4という、冷めた物質では得ることの出来ない愛着。
動画配信サービスだけでは伝えきることの出来ない、ファンの意気込みがそこにはある。
[say name="よい蔵" img="https://yoiyo.fun/wp-content/uploads/2019/09/ronpo-hohoemi.png"]このファン精神にのっとってサイト名は、良いよドットファンyoiyo.funにしたのです。[/say]
DVD汚い問題の【まとめ】
[list class="li-yubi li-mainbdr main-c-before"]
- DVDは1番映像がきたない
- 屋外ロケはノイズが入りやすい
- 画面と映像、両方の能力が必要
- DVDは画質じゃなく思い入れ
[/list]
DVDを買うにせよ、ブルーレイを買うにせよ、大切なのは画質じゃない。
筆者から言わせればブルーレイも画質は別に普通であって、真に画質だけを求めるのであれば、データだけのほうが良い。
なので筆者は美しさが売りのブルーレイは別に欲しくない。
DVDしか発売されてない上に画質は汚いけど、辛いときに笑わせてくれたり、力をもらった作品は買う。何度も言うが画質がなんだ。
部屋の運気とモチベーションを上げてくれるのが大好きな作品のDVDだ。そうだろ?
あなたが素敵な作品と出会えますように。